家の寿命を左右すると言われる「屋根」。しかし、普段目に入りにくいため、点検や修繕のタイミングを逃しがちです。特に、雨漏りなどが起きてからでは遅いことも。
この記事では、
- 屋根修繕のタイミング
- 主な修繕方法と費用感
- 太陽光パネル設置住宅の注意点
について、住宅オーナー目線で解説していきます。
【修繕の目安】屋根の点検・補修はいつ行うべき?
| 屋根材 | 点検時期 | 本格修繕の目安 |
|---|---|---|
| スレート(コロニアル) | 10年ごと | 20〜30年 |
| ガルバリウム鋼板 | 10〜15年 | 30〜40年 |
| 日本瓦 | 20年 | 40〜50年(ただし漆喰や下地は要注意) |
💡 雨漏りしてからでは遅い!
見えない劣化(釘の緩み、ヒビ、コケ)なども含め、定期点検は必須です。
屋根の修繕方法3パターン
① 部分補修(小規模修繕)
- 対象:ヒビ、割れ、釘の抜けなど
- 費用目安:1〜10万円前後
- 内容:コーキング、部分交換、防水補修など
② 屋根塗装(塗り替え)
- 対象:スレートや金属屋根
- 時期:10〜15年に一度
- 費用目安:40〜80万円
- 注意点:塗装できない瓦もあり
③ カバー工法・葺き替え
- カバー工法(既存屋根の上に新たな屋根を重ねる)
- 費用:80〜150万円
- メリット:工期が短く、廃材が少ない
- デメリット:上が重くなるので、地震に弱くなる
- 葺き替え(屋根材+下地をすべて交換)
- 費用:150〜250万円
- メリット:下地から一新でき安心。耐震補強にも◎
太陽光パネルがある場合の注意点
太陽光パネルのある住宅は、屋根修繕の難易度が上がります。
太陽光パネルが日差しが直接屋根に届くのを防いでくれるため、パネルの下は傷みにくいメリットもあります。
修繕の流れと注意点
- パネルの一時取り外しが必要
- 取り外し・再設置費用:約10〜30万円
- 設置業者に依頼する必要あり
- 保証の確認
- 修繕業者によっては、パネル保証が無効になることも
- 太陽光メーカーに確認を
- 施工経験のある業者を選ぶ
- 太陽光付き屋根に対応した修繕実績があるか確認を!
補足:売電の一時停止が発生することも
修繕期間中は売電が止まるため、収益にも影響があります。
→事前に施工業者にスケジュールを確認し、復旧までの期間を確認しましょう!
【Q&A】よくある質問
Q. 修繕費用を抑えるにはどうすれば?
A. 火災保険が使えるケースがあります(風災・雪災など)。一度保険会社に相談を。
Q. 自分で点検できる?
A. 望遠カメラやドローン点検サービスもありますが、基本はプロに依頼が安心です。
Q. 太陽光パネルの下って点検できるの?
A. 通常の点検では見えにくいです。屋根に穴を開けて太陽光パネルを設置している場合は、10~15年に一度、業者に確認するようにしましょう。業者の話を鵜呑みにせず、写真を撮ってもらうなど自分でも確認することも大切です。
まとめ:屋根は「見えないけど最重要」
屋根修繕を後回しにすると、
- 雨漏り
- 断熱性能の低下
- 壁や柱への影響(構造劣化)
といった深刻なトラブルにつながる可能性があります。
10~15年に一度は点検を行い、必要に応じて適切なメンテナンスを行ってください。
「太陽光パネルがあるから…」と放置している方も、
一度は見積もり・相談をしておくと安心ですよ。