家づくりの第一歩、それが「土地選び」。
しかし、実はこの土地選びで失敗すると、あとから取り返しがつかないことも…。

今回は、土地探しで後悔しないために、必ず確認しておきたい5つのチェックポイントを紹介します。
購入前にこれだけは必ず確認しておきましょう!
チェック1|ハザードマップと地盤情報を必ず確認

豪雨や地震の多い日本では、災害リスクの確認が最優先
⇒わかっている断層の上といったことも。ハザードマップの確認を!
自治体のハザードマップで「浸水」や「液状化リスク」を確認
⇒長年住んでいそうな近隣住民に聞いてみる!
地盤調査報告があると安心。改良に費用がかかるケースも
⇒地盤改良や基礎を強固にするために100万円以上かかることも
チェック2|周辺環境と生活インフラの確認
- 最寄駅・スーパー・学校・病院など、生活インフラの確認
⇒会社員は駅徒歩10分圏がおすすめ(土地の価値も下がりにくい) - 昼と夜、平日と休日、時間帯で雰囲気が変わる場合あり
⇒公園の近くでは夜に若者の騒ぎ声がうるさい場合も - 治安・騒音・ゴミ出しルールなど、細かい点にも注意
チェック3|土地の都市計画を確認

・都市計画施設
最も避けるべき土地は、都市計画道路などの計画がある土地です。
将来的に行政に強制的に買収されてしまう恐れがあり、人生計画そのものが揺るぐ可能性があります。
・用途地域
用途地域によって、街のイメージはガラッと変わります。
ゆとりある家が希望の場合、(第1種・第2種)低層住居専用地域がおすすめ
⇒用途地域の種類とそのメリット・デメリットはこちら
・地区計画
地区計画は建てれる建物の用途や建ぺい率、容積率、敷地の緑化率、さらには塀の制限などの規制が強く
かかっている場合があります。
希望する建物が建てれなかったとならないように、購入する土地が地区計画区域内である場合は、前もっ
て制限内容を確認しましょう。
・建築協定
建築協定も地区計画と似た制度です。地域コミュニティが強固な地区に多いので、市役所で内容や地域柄
などを聞いてみましょう。
- 例:建ぺい率60%、容積率150%なら、延べ床150㎡まで
- 広くても建築制限がある土地では理想の家が建たないことも
チェック4|前面道路の幅・接道条件を確認
- 車の出入りがしやすいか、将来も不便がないか確認(4.0メートルは狭いかも・・)
- 公道(市道、県道など)or 私道(個人名義や会社名義)
私道の場合は、道路を掘削する際に道路所有者に数百万円を請求されるといったことも・・ - 建築基準法:幅4m以上の道路に2m以上接している必要あり
これを満たさないと家が建てれない場合もある - 道路幅が4メートル以上ないと敷地の一部を道路にしなければいけない土地もあるので注意が必要

チェック5|土地の「形」や「高低差」に注意
- 旗竿地(※1)・変形地(※2)は安くても建築に制限が出やすい
- 高低差が1メートルを超えてくると擁壁や造成工事で費用かなりアップ
- 理想の間取りが入らない可能性もあるので要注意
※1 旗竿地:道路に2m程度接している土地で、通路のような土地の奥にまとまった土地がある敷地
※2 変形地:理想の土地は綺麗な四角形だが、辺が多い多角形や入口が狭く奥が広いなどの土地
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