
家が欲しい!!と考えても「何からしたらいいんだろう?」「いくらぐらいの家なら建てる?」と始めからわからないことだらけで、考えるのを後回しにしてしまう人は多いのではないでしょうか。
そんなあなたのためにこのサイトは資金計画・土地探しから家を建てるまでの手順を詳しく説明しています。

はじめに:なぜ「最初の準備」が大切なのか?
家づくりは一生に一度の大きな決断。
しかし多くの人が、情報不足や準備不足のまま進めてしまい、あとで「こうすればよかった…」と後悔してしまいます。
この記事では、初心者でも安心して家づくりをスタートできるよう、最初にやるべき7つのことをわかりやすく解説します。
STEP1:理想の暮らしを家族で話し合う
まず最初にすべきことは、「どんな家に住みたいか」を話し合うことです。
- どこに住みたいか(エリア・通勤・学区)
- どんな暮らしをしたいか(間取り・駐車台数・家事動線)
- 一戸建て・二世帯住宅・平屋?? などなど
ここで方向性が曖昧だと、土地選びや間取りの段階で迷走します。
まずは“理想の暮らし”を家族で共有することが最重要です。
STEP2:家づくりに使える予算をざっくり把握する

- 頭金はいくら出せる?
貯金のほとんどを使うわけにはいきません。また、夫婦それぞれの両親に相談したら、一部を資金援助してくれる場合もあるかもしれません。 - 月々いくらまで住宅ローン返済できる?
ローンの返済は将来安定して収入が増える世帯(大手企業や公務員)でも収入の35%以下が目安となります(現在給料が月35万円の人で12万円程度)。他に奨学金やマイカーローンなどがある世帯は収入に占める住宅ローン比率を下げる必要があるでしょう。⇒住宅ローンの検討はこちらから - 教育費・老後資金とのバランスは?
このタイミングで教育費・老後資金?と思われるかもしれませんが、住宅ローンは長い人で完済まで40年かかります。ギリギリいっぱいローンを組んでしまうと、後々の人生計画が大きく変わってきます。
自己資金のみで家を建てれる人は限られています。また、自己資金があったとしてもローンを組むことで得られる税のメリットがあります。理想を描いたあとは、現実的な予算を把握しましょう。
おすすめ:住宅ローンの「事前審査」を早めにしておくと、土地や施工先の交渉でも有利になります。
住宅ローンの検討はこちらから
STEP3:情報収集と始めの一歩を踏み出す

- 住宅展示場に行ってみる
⇒住宅展示場の歩き方はこちらから - インスタグラムで理想の○○を見つけてみる
キッチン、壁の色、収納、ドアなどの建具、色々な写真を見て自分の思い描く家を想像してみてください。 - 家を購入した職場の先輩に話を聞いてみる
職場の先輩は収入や生活リズムが似ていることが多く、また、子育てでも一歩先を経験しています。
家を数年前に建てた職場の先輩に「おすすめの設備は?」「今の家で不便なことは?」など、積極的に聞いてみましょう。
最初は“雰囲気”でOKですが、徐々に「構造」「断熱性能」「太陽光発電」などに注目すると◎
STEP4:土地探し or 建てる場所の方向性を固める
住む場所の選定は、家づくりにおける最大の分岐点です。
- 実家の近く or まったく新しいエリア?
- 土地代と建築費のバランスは?
- ハザードマップや地盤の確認も忘れずに
- 建築条件付きの土地もある
土地から探す場合は、ステップ5と平行して動くのが理想です。
STEP5:ハウスメーカー or 工務店 or 建築家、だれに相談する?
施工会社を選ぶのも大きなポイントです。
タイプ | 特徴 |
---|---|
ハウスメーカー | 安定・全国展開・展示場あり |
地元工務店 | 地域密着・柔軟な対応・価格は安いことが多い |
建築家 | デザイン性・自由設計・価格はやや高め |
気に入った土地が建築条件付きの場合、そのハウスメーカーや工務店に問い合わせて、雰囲気や価格帯を把握することから始めてみましょう。
STEP6:家づくりスケジュールを大まかに組んでみる
土地・施工会社が見えてきたら、ざっくりとしたスケジュールを作ります。
- 建築までにどれくらい準備が必要?
- 引っ越しはいつ頃したい?
- 子どもの進学や転職タイミングは?
STEP7:体験談・失敗談を学び、自分の軸を作る
設備の選び方で後悔
収納が足りなかった
思ったより暑い・寒い
こうした実例から学び、“自分のこだわり軸”を見つけていきましょう。
スケジュールから逆算すると「今すぐやるべきこと」が見えてきます。